北信濃旅行(06.03.04-06)③
3日目
道程:ホテル(長野市内)→(徒歩)→長野駅→(篠ノ井線)→甲府駅→(徒歩)→舞鶴城公園→(徒歩)→甲府駅→(中央本線)→高尾駅→(中央線)→新宿駅→都内某所
今朝は5時30分に起床。
外は雨のため、飯山線で戸狩野沢温泉に行く計画を変更し、まっすぐ甲府に向かうことにする。
6時45分にチェックアウトすると、少し早いが駅に行き朝食。
8時21分の篠ノ井線甲府行きに乗車。
篠ノ井線での楽しみは、姨捨の絶景。
お天気が悪いし、期待はしていなかったけど、段々明るくなっていって、姨捨では多少霞がかった絶景を堪能することができた(v^ー°)
さすが晴れ女!
これなら野沢温泉に行ってもよかったかも・・・って欲を出しすぎちゃダメだね。
姨捨を過ぎると眠くなってきたので、帽子を目深に被って睡眠。
最近は旅行には帽子を被って行くことが多いんだけど、こうやって寝られるのがイイ!
松本を過ぎたところで目を覚まし、体勢を変えつつぐだぐだして、小淵沢辺りからは、手持ちの本を読みながら、今回の旅に思いを馳せていた。
甲府に着いたのは12時手前。
すでに接続の電車が来ていたけど、せっかく雨も降っていなかったので、外に出て前回行けなかった舞鶴城公園へ。
そして昼食。
その後13時前に甲府発の中央線高尾行きで高尾へ。
95分だったみたいだけど、景色がきれいで、もっと早く感じた。
途中で通った甲斐大和は天目山の最寄り駅らしい。
行ってみたいな~。
高尾からは、快速。
立川で青梅特快に乗り換えて、計50分程度で新宿着。
ちょっと新宿に着くのが早すぎたかな~。
ま、昨日頑張ったからいいや。
北信濃旅行(06.03.04-06)②
2日目
道程:ホテル(小諸市内)→(タクシー)→布引観音→(徒歩)→ホテル→(徒歩)→小諸義塾→(しなの鉄道)→屋代駅→(長野電鉄)→松代駅→(徒歩)→真田宝物館→(徒歩)→真田邸→(徒歩)→文武藩校→(徒歩)→松代城址→(徒歩)→松代駅→(長野電鉄)→須坂駅→(長野電鉄)→長野駅→(徒歩)→善光寺→(徒歩)→長野駅→(徒歩)→ホテル
今朝は6時半に起床。
身支度をして、部屋で昨日買っておいたパンを食べて出かける。
目的地は布引観音。
小諸駅からタクシーに乗り、20分弱ぐらいで到着。
運転手さんに「雪が残っているから気をつけて。」と言われたものの、山登りは慣れているし、「大丈夫です。」と言って出発!
怖いのは人がいないことのみ・・・のはずが、凍った雪がアイスバーン状態になってつるつる滑って怖い怖いΣ(´Д`;)
手すりに掴まりつつ、何度も転びながら歩いた。
でも景色は圧巻!
大岩とそれに添えられた伝説、雪の茶色と白の世界は荒々しさもあり、美しさもあった。そして登りきったところにあった観音堂は、期待を裏切らない神聖さを帯びていた。
お参りを済ませると、今度はさらに恐怖の下り。
凍っていないところを選んで精神集中して歩いているつもりではあるけれど、転ぶ転ぶミ(ノ_ _)ノ=3 ドテッ!
まあ谷に落ちなきゃいいやと、道にあるお地蔵様たちにそれだけを祈りながら歩いた。
漸く地上に降り立つと、さっきタクシーで来た道を歩き始めた。
千曲川沿いの道は、景色がきれいで歩いていて楽しかった(●^U^●)
しかし見事なほど人がいない。
たまに車は通るけど・・・。
時間が早いこともあるんだろうけど、やっぱり車社会だと痛感。
そしてもう一つ、やっぱり4kは長いと痛感(´Д`;)/ヽァ・・・
おそらく普段の私にとってはそんなに大変ではないんだろうけど、今冬右ひざ関節痛に苦しみ、一週間前に右股関節に違和感を覚えた今の私には辛かった。
しかしそれでもなんとかホテル着。
チェックアウトすると、その足で小諸義塾へ。
思ったとおりお客がだれもいない記念館を見学した後、駅に戻ってしなの鉄道で屋代へ。
この道中はずっと外の景色を見ていたけど、山のすぐ側を走っていて山が迫ってくる感じがしたオォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!
神戸でも須磨辺りは当に山が迫っているんだけど、それとはまた違う感じ。
建物がない1000m超の山の迫力はすごいわ。
屋代では乗換えまで50分ほどあったので、構内のお店でそばおやきを買い、ストーブに当たって、市が募集していた俳句を捻ったりしていた。
そして長野電鉄乗車。
しかし・・・2両編成にも関わらず、乗客は私を含めて2人。
休日昼だとは言え、大丈夫なのか?それとこんな超過疎路線と1両しか変わらない、地元(都内)の○○線は何なんだ?!
そんなこんなのうちに、松代に着いたが、松代駅は想像の上を行く寂れっぷりで、荷持つを預けることもできず、荷持つを持ったまま観光することに。
なので、駅周辺だけを回ることにした。
まずは真田宝物館。
ここはお客さんが比較的たくさんいた。
やっぱり真田は人気があるらしい。
私も真田は特別好きってわけじゃないけど、なかなか興味深く見させてもらった。
江戸中期の藩主は苦労したんだそうな。
かわいそうに(o-´ω`-)
宝物館の後は、真田邸へ。
でもここは工事中でイマイチだったので、即行出て文部藩校へ。
教育学専攻のくせに、藩校を見るのは初めてだったのだけれど、すごくしっかりした建物でびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!w
今でも現役として、十分使えるわ。
そして最後は松代城址(海津城址)へ。
ここは最近まで整備していたらしい。
うん、確かにまあまあ良かった。
あの川中島の戦い、啄木鳥戦法の地はここだったんだな・・・と思うと、ロマンがある(○^▽^○)
さてさて、駅近くのスーパーでにらキャベツおやきを買って、駅で昼食。
終わった頃にちょうど来た長野電鉄須坂行きで須坂へ。
須坂は意外に都会だった。
ずっと田舎にいたせいか、マックやバーミヤンがあることに、本気で驚き感動した。
でも須坂では駅の外に出ず、20分ほどで長野電鉄長野行きに乗った。
長野に着くと、駅のコインロッカーに荷持つを預け、予約しているホテルを探しに。
でも一度街に出ると、善光寺に行くべきのような気がして、善光寺へ。
朝から随分歩いているから、もう足が痛い痛い(T△T)
最後はほとんど意地のみ。
そして帰りはさらに痛くなった足を引きずりながら、別の道を使って駅へ。
前に来たときの記憶では、確かこの辺にタリーズがあったはず・・・ってあったんだけど、混んでいたからこれまた記憶にあったスタバへ。
スタバで一服すると、駅に寄って荷持つを取り、改めてホテルへ。
・・・と、ふと気付いた。
この長野駅前は、私の記憶の中の長野駅前とちょっと違う。
どうやら仙台駅前とごちゃごちゃになっていたらしい。
いろいろ行くと、記憶がこんがらがってくるのよね・・・。
それはともかく、今日は本当によく歩いた。
8時間くらい歩いたような・・・。
明日起きたときの体の痛みが怖い。
北信濃旅行(06.03.04-06)①
1日目
道程:都内某所→川崎駅→(東海道線)→富士駅→(身延線)→甲府駅→(中央本線)→小淵沢駅→(小海線)→小諸駅→(徒歩)→ホテル→(徒歩)→旧北国街道→(徒歩)→懐古圓三の門→(徒歩)→ホテル
今日は6時50分に起床。
8時過ぎの出発に向けて、余裕で準備・・・のはずだった。
が、8時過ぎだと思っていた電車の時間は実は7時23分!
急いで準備して、最寄り駅までダッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノも、間一髪で間に合わず。
ただ、時間を調べなおすと、富士駅で余裕を確保していたこともあって、52分の電車でも間に合うようだったので、安心して次の電車に乗り込んだ。
川崎で乗り換えると、熱海まで一本。
熱海で豊橋行きに乗り換える。
今日の富士山はきれいだ☆身延線での景色が楽しみだ((´I `*))♪
富士での乗り換え時間に、食べ損ねた朝ごはんを食べ、富士からは念願の身延線で甲府へ。
ここは3時間近くかかる。
どんどん近づいてくる富士山がすごくきれいで、とにかく心が躍った(*゚▽゚*)
やっぱり富士は日本一の山なんだな~。
隣では子どもが戯れていたり、たまたま乗り合わせた人たちが話に興じていたり、かなりいい雰囲気。
きれいな景色は、人間を穏やかにさせるのかもしれない(´ω`*)ネー
富士が後ろに去ると、今度は山間に伊那湖や小さな村々が見えてきた。
絵本のような景色☆
でも・・・想像していたものとは少し違う・・・。
私の想像の中の身延線は、険しい山を登っていく路線だった。
実際は、ひたすら穏やかで、きれいだけど刺激がなく、3時間近くあまり変わり映えのしない景色。
なので、途中からは夢の中へ。
漸く甲府に着いてお昼ご飯。
そして中央本線で小淵沢へ。
ここの景色は身延線とはまた違った美しさ。
雪の積もった八ヶ岳連峰に、だだっ広い野原、点在する民家・・・シャッターチャンスを狙ったけど、電線が入って上手く撮れなかったのが心残り。
小淵沢では一端駅の外に出て、山梨の空気を吸い、小海線に乗り換え。
小海線は絶景だった。
有名なリゾート地を通るだけあって、絵葉書みたいな景色が連なっていた(人´∀`).☆.。.:*・
路線別では今まで見た中で一番かも。
小諸に着くと、ロータリーにあるホテルにチェックインして観光へ。
18時近いし暗くなってきてはいたけれど、古い町並みは、夕暮れに映えたo(^-^)o
旧北国街道沿いを本陣に向かい、懐古圓三の門へ。
その後、小諸義塾に向かおうとしたけれど、さすがに暗いので断念して、駅前で夕飯を食べられる場所を探す。
結局スーパーで夕飯と明日の朝食を買ってホテルへ。
雪は少し残っていたけれど、思ったより寒くなかった。
毎年北へ行き、吹雪かれて後悔することを考えたら、今回の選択は正解だったみたい。
明日は早いぞ!頑張ろう。
フィラデルフィア美術館展@東京都美術館
11月16日(木)東京都美術館
平日だし、ものすごく混んでいるってわけではないけれど、ゆっくり鑑賞できるってほどでもない混み具合。
以下、気になった絵と、その感想↓
■エドゥアール・マネ「ギアサージ号とアラバマの海戦」
写実主義なのに、絵本的。
色の鮮やかさが意識的に増されている気がする(’-’*)
■エドガー・ドガ「室内」
なんとも表現し難い光の描写。
光を描こうとしたのか、光に照らされたものを描こうとしたのか?(;-_-;)
■オーギュスト・ロダン「永遠の青春」
すごいエロス(本来の意味で)。
見ていてむず痒い。
今にも動きそうどころか、動いているのを無理矢理静止させている感じで、だからなのか、それに反する強い力が感じられる(@ ̄□ ̄@;)!!
■ホアキン・ソローリャ「幼い両生類たち」
今回一番気になった画家。
写実的ではないのに、写真より生々しい(@・〇・@)
■アンリ・ルソー「陽気な道化たち」
大好きな画家☆
今回の絵は有名な物の1つで、もちろん好きなものの1つ。
曲線で描いたかわいらしいデザインなのに、不気味(″ロ゛)
■ワリシー・カンディンスキー「黄色の小絵画」
好みじゃないけど、何かが湧き出てきそうな、心をまさぐられる感じ
もう少し見ていたいと思わされる(*゚▽゚*)
■マルセル・デュシャン「画家の父の肖像」
好きな画風でもテーマでもないのに、なぜか惹かれた★
柔らかいゴッホって感じ。
■ルネ・マグリット「六大元素」
この画家の絵は、昔は大好きだった。
今も好きではあるけれど、ただきれいな絵というか、グッとくる感じはしない( ̄ω ̄;)
■アメリカ美術
全体的に絵が土色。
砂埃が舞っているような感じで、ヨーロッパとは明らかに色が違う。
(物理的な意味での)空気が違うんだろうか?
もっと知りたいo(@^◇^@)oワクワク
水郡線旅行(06.03.11)
道程:都内某所→上野駅→(常磐線)→水戸駅→(水郡線)→袋田駅→(バス)→袋田の滝→(タクシー)→常陸大子駅→(水郡線)→山方宿駅→(徒歩)→御城展望台→(徒歩)→山方宿駅→(水郡線)→水戸駅→(徒歩)→弘道館→(徒歩)→水戸城址→(バス)→偕楽園→(徒歩)→千波湖→(徒歩)→水戸駅→(常磐線)→上野駅→都内某所
今朝は5時半頃起床。
朝ごはんを食べ、準備して駅までダッシュ-=≡ヘ(* - -)ノ
電車を乗り継いで上野、そこから常磐線で水戸へ。
爆睡…の予定だった。
が、しかし、寒くて寒くて眠れない{{{{(+ω+)}}}}
暖かくなるのを見越して、スカート&パンプスにしたのが間違いだったんだとちょっと後悔。
水戸に着くと、すでに着いている水郡線に乗り換えて、袋田を目指す。
景色はTHE日本の田舎☆
信州よりも、より昔話に出てきそうな風景だった(*^-^)
で、ここになって眠くなってきて、気がつくと山方宿。
そこから袋田までは、窓の外を見ていたけど、川沿いを走っていて、清流と丸い山の合わせ技がきれいだった。
袋田では、割とたくさんの乗客が降りた。
駅前には町営バスと私バスとタクシーが停まっていて、私を含めた多くは、先発で無料の町営バスに乗った。
バスは坂道を上り、10分弱で袋田の滝の入り口に到着。
滝にはすでに多くの観光客が。
お店も多くて、想像していたより全然にぎわっていたへ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ
人の波に沿って歩いていくと、滝が。
まずは上から鑑賞!とばかりに、人の波から外れて、自然コースの階段を上ってみた。
けど予想よりはるかにしんどくて、しかも景色は木にさえぎられてイマイチで、やられたって感じ(´□`川)ゝ
一番上まで行けばよかったのかもしれないけど、足がおかしい上に、右腕に力が入らず手すりを持てない今日の私には、ちょっとムリっぽかった。
階段を下りると、橋を渡って観光トンネルへ。
目の前に現れた滝は、まさに絶景...(≧ω≦。)
私の後に来た大学生ぐらいの男の子が「すげっ」って感嘆の声を上げていたけど、当にそんな感じ。
水量も幅も十分で、名瀑と言われているのがよくわかった。
滝を堪能した後は、ゆっくり歩いてバス停へ。
しかし次のバスまで1時間以上あるので、タクシーを呼んで、常陸大子駅へ。
運転手さんといろんな話をした。
運転手さんの茨城弁を聞いて、茨城に来たという実感が沸いた。
そんなこんなで常陸大子駅に着いたが、2000円強の出費。
あ~、袋田の駅まで歩けばよかった・・・と思わなくもなかったけど、今にして思えば、タクシーを使っておいてよかった。
その後の歩きが強烈だったから。
駅のコンビニでお昼を買い、早めに電車に乗り込む。
山方宿で降りると、駅前の地図で場所を確かめ、御城展望台へ。
方向は合っているはず・・・と歩くが、なかなか目的のものが見えない(´・ω・`;)
かなり暑くなってきた頃、漸くそれらしきものが見つかったが、今度はそこへの行き方がわからない。
地元の人に道を聞き、民家の敷地に迷い込み、なんとか道を見つけた頃には時間的に結構ヤバ気にΣ(´Д`;) うあ゙
次の電車を逃すと、2時間待たなきゃいけない。
そして水戸で観光をするのも難しくなる。
でもここまで来て諦めるのは・・・ということで、坂道を走って上った。
今日の私はなんか頑張ってる★
御城自体はというと・・・まあなかなかよかった。
思ったほどの高さはなかったけど、ロケーションがGood!
しかしのんびりしているヒマはなく、これまた急いで駅へ
へ( ;・_・)丿
無事に水郡線水戸行きに乗り込むと、ほっとしたのか疲れたのか、猛烈な眠気に襲われた。もうどうしようもない。
短時間だったが、眠りまくって水戸に着いた。
ここではまず「最大の藩校」弘道館へ。
梅の季節で人が多くて萎える(;´д`)
しかも最大というものの、松代で行った文武学校の方が、大きいような気がする。
何がどう最大なんだろう?
それとも文武学校って私塾?
でもまあ徳川斉昭公関連の展示品は、素晴らしかった☆
その辺はさすが。
その後は道を挟んで反対側の水戸城址に行ってみたけど、何もなかったのですぐさま駅へ。
そしてバスで偕楽園へ。
バスを降りた後、地味に迷ったが、人の波を見つけ出し、偕楽園に到着。
まだ開ききっていない梅を眺めつつ、千波湖へ。
ここには水戸黄門がいるはず。
そしてその黄門は、想像よりずっと大きくて、柔和な顔をしていた。
さ~、残りは帰るだけ。
だけど、バスに乗るには、さっき来た道を戻らなきゃならないし、バス停には既にものすごい列ができているのが見える。
水戸駅まで歩けるか・・・?
ちょっと不安はあるものの、歩いてみることにした。
が、その不安はすぐに的中!左足が攣った…。
今日はめちゃくちゃ歩いてるし、長野でも足を酷使したばかりだし、当たり前といえば当たり前か。
しかも時間が微妙だから、普段よりも速めに歩いているし、負担かかってるんだろうな…。
駅に着く頃には、痛いなんてもんじゃないレベル(;_;)
それでもまあなんとか駅に着辿りつき、スタバで一休みした後、常磐線へ。
疲れたへ(×_×;)へ