hide memorial summit@味の素スタジアム ①
* かなり好き放題書いてます。
あくまで個人的感想なんで、ご容赦を。
ちなみにブログ主の音楽の好みは、BUCK-TICK、Nightwish、Moi dix Moisみたいな世界観確立系と、PENICILLIN(理由はわからないけど、なぜか昔から好き)。
日にち:5月4日
会場到着時刻:13時半頃
席:アリーナF16ブロック(中央右端)
1.heidi.
雑誌で見たことあるよ~ってぐらいのバンド。
なぜか男臭い系のを想像してたので、見た目ばりばりのV系でびっくり(@_@)
で、肝心のパフォはというと、しょっぱなTELL MEがなかなかイイ。
オリジナルの曲調も、Vo.の声も結構好み(⌒ー⌒)
ただ、一番印象に残ったのは、Dr.の美形っぷりだったり<桐くんというらしい。
2.東京ヤンキース
かなりのハード系。
個人的には好みじゃないけど、古参のファンっぽい人たちは、かなり盛り上がってたヘ( ̄ー ̄ヘ)(ノ ̄ー ̄)ノ♪
3.LADIESROOM
これもオトナのジカン。
なので外に出て、お昼ご飯タイム
席を外すのは気が引けるけど、今食べておかないともたないもんね。
4.Dir en Grey
ヨーロッパで人気だとかで、一度見ておきたかった。
・・・出てきたメンバーの見た目にびっくり。
「残」の頃のイメージしかなかったので、俄かには(°△°;シンジラレナーイ
でも、歌うと京<当たり前
持ち時間がかなり長くて、hide曲Miscastを含んで7,8曲はやったかな。
ぶっちゃけ途中で飽きちゃって、ノりながらも妄想の世界に突入(^_^;)
5.the Undernearth
聞いたことあるようなないような・・・。
名前が映った瞬間、歓声より溜息に近い声が聞こえるわ、客はいなくなりまくるわとディルとの対比があまりに残酷。
個人的な感想としては、Fanatic Crisisっぽい感じ?
嫌いじゃないけど、別段惹かれもしない。
あ、でもhide曲のDoubtは(・∀・)ヨカッタ!!
うん、Vo.はいいんだわ。
楽曲に個性を感じない・・・みたいな。
6.D'espairs Ray
名前は知ってる
てかそこそこ有名だよね?
hide曲POSEはよかった!
ただ、後のことを考えてタイムにしたので、オリジナルは聴けてない。
そのはすごい列で、意地張らずにディルで行けばよかった・・・絶対空いてたのに・・・と後悔(´・ω・`)
7.ムック
LUNA SEA、X以外で唯一音源を持ってる。
ただ私は好きだけど、人気はイマイチなようで、客が少ない&達瑯動きまくりで見やすい。
それに何気にキャリア長いこともあってか、MCも上手い。
でも・・・hide曲DICEは微妙。
なんか達瑯の歌い方と合ってない気がするんだよな・・・なんて考えていると、最後に「リブラ」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
一番好きな曲が聴けて、大満足
8.OBLION DUST
お客がまたまた減る。
LUNA SEA&Xに向けてなんだろうけど、ほんと残酷 つД`) !!<オマエが言うな
hide曲「限界破裂」のアレンジ好きじゃない
そして些か長すぎる持ち時間に、アリーナ後方はケータイタイムやお昼寝タイムがちらほら。
タイムスケジュール組む人も、もっと考えてあげなよ・・・と。
多分このバンドがどうってわけじゃなく、ファン層が違うんだろうね。
『YASHA』 *ネタばれあり
実はこれも途中で放ったらかしにしちゃってたもの
再度読み始めると面白くて、大人買いして一気に読んじゃった
こういう話は好き。
『ガタカ』にもはまった。
科学を介する人間の欲と理性のぎりぎりの攻めぎあいって言えばいいかな?
雨宮協一郎はクレイジーだと思うし大嫌いだけど、人間の欲望が肥大化していけば、ああいう人は出てくると思うし、自分の中に、全くそんな要素はないと言い切る自信はない。静や凛の苦しみだって、マジョリティとマイノリティが入れ替わるとまた変化する類のものだと思う。
でもそこまで行き着くまでに、どれだけの苦しみ、悲しみを生むのかと考えると、やっぱり自分は協一郎にはならないなと思って安心する。
そう・・・静や凛の苦しみと書いたけど、これ、どっちが幸せかって、微妙だと思うんだ。
生き残った静。
権力と富を握り、理解者もいるけど、重い十字架を背負っている。
愛に恵まれずに育って、静の身代わりで死んだ凛。
可哀相だと思うけど、最後はそれなりに幸せだったんじゃないかな。
凛の言葉にもあったように、憧れて憧れて、憧れが過ぎて憎んだ静として死ねたこと、それから死ぬ前に、尊という大事な存在に気付けたことが。
尊が言うように、二人は友達ではなかったんだろうけど、それは利害で結び付いているわけじゃなくて、もっと深く結び付いていたんだと思うんだ
凛が「おれには頼れる人間がおまえしかいない・・・」ってなことを言ってたけど、それは裏を返せば尊には頼れるってこと。あんな状況においてもね。
そしてそれは尊も一緒。
舞台は日本で、自然神道では魂は消えてなくなるわけじゃないから、比佐子ママ、それに何年か後には静や三上パパにも会えるだろうし。
そういう意味で、この結末は、悲しいんだけどなんとなく救われる感じ。
いや、めちゃくちゃ泣いたけどさf^_^;
なんでだか、涙が止まらなかった。
何に対する涙なんだろう・・・上手く説明できない。
ってか、自分でもわからない。
そのうち、また読んでみよう
『BANANA FISH』 *ネタばれあり
先月に揃えて地道に読み進めていたこの作品。
ようやく完読
いや、初めて読んだわけではないんだけど。
実はこの作品を集め始めたのは、高校生のときだったりする(^▽^;)
友達にコミックを借りてはまって買おうとしたはいいものの、コミック全19巻は高校生には軽い負担ではない+もともとマンガを集める習慣がなかった(高校生の頃に自分で揃えたのは「東京BABYLON」だけ)ので、うやむやに
そうこうしているうちに文庫版が出て、そちらを集めようとしたものの、それも途中で放置
この度漸く、本当に漸く全部揃った・・・というわけ
で、ここから感想↓
アッシュは今も昔も大好きなんだけど、惹かれるのはこれまた今も昔も月龍だったりする。
なんか・・・月龍の中に、自分が見えるんだ。
アッシュは光
英二もショーターもロボもオーサーもゴルツィネも月龍自身も、アッシュの光に引き寄せられた。
英二も光。
英二はアッシュを引き寄せた。
月龍は陰。
光を持たない彼は、誰も引き寄せることができない
光に恵まれなかった人間は、光を求め、光を得られないと知る。
力が強くても、それでも環境で多少はなんとかできる能力と違って、光になれる
かどうかは、全く以って生まれ持ったもので。
陰に生まれた人間は、どうやっても光にはなれない。
せめて光を手に入れたくて。
でも光は他の光に惹かれて。
自分にできることは、無理矢理留め置くこと。
それが、陰に生まれた自分の運命。
そして光には、所詮陰のことはわからない。
シンやブランカが月龍を気にかけるのは、彼等にも陰の部分があるから。
アッシュや英二やショーターには、どうしたって月龍をわかることはできない。
彼等は光だから。
それもあってかな・・・ブランカの言葉にはマジ泣きしたし、「光の庭」で月龍がシンと普通に話しているのが、すごく嬉しかった(^―^)
描かれてはいないけど、月龍は過去を乗り越えたんだろうなって。
で、きっと少しは幸せを感じられるようになったんだろうなって。
いや、そうだったらいいなって。
陰だって、小さな幸せはちゃんと掴めるって思いたいんだ(*´ー`)
京都旅行(08.03.23)
昨日は一睡もできなかった。
曲がり間違っても興奮とかではなく、物理的な事情で(;´Д`)
今朝、品川駅始発ののぞみで京都へ
眠れたんだか眠れなかったのかわからないまま京都に着くと、まずは京都タワー下のスタバへGo
私の京都での朝食の定番。
場所柄半分近くが外国人で、独特の香がするんだ
ご飯が終わると、地下鉄で今出川へ。
歩き始めて気付く・・・山の方向がおかしい(・vv・)?
方向転換して約15分、無事に出町柳着。
叡山電鉄で貴船口へ。
叡山電鉄に乗るのは、何年か前に鞍馬に行って以来の2回目。
そのときにはあまりの山奥っぷりに感動した覚えがあるんだけど、今となってはたいしたことなく思えるのが、少し怖いw
貴船に着くと、バスに乗る人たちを横目に、ハイキング開始
前にも後ろにも人が見えないハイキング。
深山幽谷ひたすら静かヽ( ´ー`)ノ
そしてちょうど疲れ始めた頃に、貴船着。
TVで見たような、夏には川床料理が食べられるお店が軒を連ねる。
でも今回の私の目的は、それじゃない。
いざ貴船神社へ。
まず本宮にお参りして結い文をもらい、貴船川をさらに遡って中宮=結社へ。
結い文、ばっちり御社に結び付けてきた★
いいことあって欲しいなぁ(-人-;)
いかにもな古い御社にお参りし、来た道を戻る。
でも疲れた脚での下り道は股関節に来るので、途中からはバスにした。
叡山電鉄
弟がお気に入りで、私もたまにご相伴に預かっているお店(゜д゜)ウマー
高いとは聞いていたけど、ほんとに高い
しかもカードが使えないそうで・・・珍しく現金それなりに持っててよかったε-('`*)ホッ
阪急に乗りたかったんだけど、四条
が、出町柳に戻るのすらしんどい・・・と思ってたら、目の前に(ジュード・ロウ+オーランド・ブルーム)÷2のイケメン外国人が
気力回復
結局、↑ルートで帰宅。
ちょっと早すぎるかな~とも思わなくもなかったけど、もう少し長くいると雨に遭ってたっぽいから、まあいいや。
「ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜」展@国立西洋美術館
3月11日(月)国立西洋美術館(ttp://www.nmwa.go.jp/jp/exhibition/index.html#mainClm)やや混み。
若い一人客が多い印象。
やっていることを知ってから、ずっと行きたかったこの企画展。
ようやく行くことができた
当たり前なんだけど、ヴィーナスだらけ。
重ねて当たり前なんだけど、「ヴィーナス」って言っても、それぞれ全然違う。
中には、( ゚д゚)ノ ハイ!シツモーン!これ本当に美の女神のつもりで描いたの?ってのも。
でも「ウルビーノのヴィーナス」は、タイトルになっているだけあって、見惚れた。
鮮やかな色彩に肉体の立体感、なめらかで柔らかそうな肌の質感・・・。
何より、単純にとっても美人(*´д`*)
「美」は絶対的なものじゃないけど、それでもやっぱり美人
たださ、この時代の絵は概してそうなんだけど、人物の絵の細密さに比して、背景がぞんざいすぎ
だからなのか人物が妙に浮き上がって見えて、何枚も見てると変な感覚がしてきた。
それと、どのヴィーナスもお腹がぽっこりなのが気になる。
・・・胃下垂?いやいやww
子孫繁栄を願う意味があったり美の基準が違ったりするんだろうけど、あんなにぽっこりさせないでも・・・と、私がモデルならきっとそう思うw
あと技術にひたすら驚いたのが…タイトルを忘れてしまったのだけど、準貴石を用いたモザイク画をはめ込んだキャビネット。
石の自然な色彩だけで、あんな風合いの絵が描けるなんてスゲェ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!
知識として知ってはいたけれど、本物を見るとやっぱ感動。
ヴィーナス三昧の後は、常設展。
実は国立西洋美術館に行くこと自体が初めて=常設展も初めて。
これが期待以上によかった
入ってすぐに「いる」ヨハネ像に心を射抜かれ、階段を上ったところの絵画たちに、完全にやられた。
飾られているのは主にフランドル、バロック、印象派。
あとロマン派や写実主義もちょこちょこと。
私、やっぱフランドルとバロック好きだわ。
超現実なほどに色の対比が極端で、輪郭がはっきりしているものが好み
ブリューゲル親子、絵本のような細かな描写が(・∀・)イイ!!
コリール、ヴァニタスを代表する絵がこんなところにあるなんて、知らなかった
クールベ、辛気臭い、けっ!とか思ってm(o・ω・o)mゴメンヨ
「罠にかかった狐」と「波」、好きです。
こんなにコレクション充実してるなら、またちょくちょく行ってもいいな。