六本木クロッシング2007@森美術館
1月9日(水)森美術館(ttp://www.mori.art.museum/contents/roppongix02/index.html)
空いているわけでも混んでいるわけでもない、観やすい人数。
現代芸術はあまり好みではないのだけれど、諸般の事情で行くことに。
で、感想としては、結構面白い(@^∇^@)
全く作風の異なる作品がずら~っと並んでいて、何も感じないもの、好みじゃないものも多いんだけど、とりあえずは飽きない。
ただ、人気の度合いが如実に出てて、ちょっと残酷σ(^_^;)
その中で、私が気に入ったもの↓
吉野辰海
犬の彫刻の存在感がスバラシイ∑o(*'o'*)o ウオオォォォォ!!
彫刻に心を動かされたのは、初めてかも。
と言っても、感動とは違う。
興奮?それも違うような・・・。
ぐっとくるというよりは、心をくすぐられた感じ。
吉村芳生
一言で表現するなら、愛すべきバカ。
新聞全体を手書きで写すってさ・・・。
それにどのような意味があるのか私には全くわからないのだけれど、その発想と実際にやってしまうってことがすごすぎる。
名を成す芸術家って、よくも悪くもどこか一本切れるんだろうな~と。
田中偉一郎
これも愛すべきバカ。
そして誰もがきっと笑顔になる作品(=^^=)
オーディエンス賞を獲ったらしいけど、すごく納得。
芸術に対しての考え方は人によって違って当然で、中には心臓をえぐるような衝撃を与えるものこそ本物だという人がいるかもしれない。
でも私は、人を笑顔にできるものは、それと同じぐらいの価値があると思う。
それらが両輪となってこそ、芸術は芸術たるんじゃないかな。
最後に
森美術館に行ったのが初めてで、普段の客層がわからないんだけど、若い人が随分多いな~っていう印象。
平日の東京都美術館や国立博物館はオジサマオバサマばかりだから、ココもそうかと思ってた。
比較的若い作家さんの美術展だからか、それとも立地的にそもそも若い人が多いのか。
・・・多分後者だな。
展望台に来てついでにって感じがする。
でもそれで芸術に触れて、芸術っておもしろいって思えるならそれもいいんじゃないかな。